こんにちは!WEBコンテンツ制作者のくるみです。

今回はソフトウェアテストの知識が浅いWEBコンテンツ制作者が、JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)に合格したお話です。

動機

現在、私はWEBコンテンツ作成に従事していますが、今年の春の組織変更により所属がQA事業に携わる部署となりました。業務としては引き続きコンテンツ作成を担当していますが、今後テストエンジニアとしての社内研修の予定がありました。

そんな自分にとって未知の業務に対する不安を払拭するべく、その旨先輩に相談をしてみました。その先輩から「JSTQBの試験を受けるとスキルアップに繋がるよ」と後押しされ、意気揚々とCBT試験の申し込みを済ませたのでした。受験日は約1か月後…。

数ある体験談や勉強方法で検索すると「シラバス2018を一通り読んで合格できた」「1日2時間勉強すれば楽勝でした!」のようなお話が目につきます。たぶんそれを書かれている方は、もともとテスト業界の知識があったり、常日ごろ鍛錬されている方々かと思われるのです。

私はその体験談をうのみにして、約1か月の準備での受験を決意してしまったのです。浅はかでした。

受験対策と進め方

私が学習に使ったのはJSTQB(FL)教材と、「 AGEST Academy」JSTQB対策講座。

ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版 シラバス2018対応

~世界トップレベルのテストエンジニアトレーニングプログラムの提供~

AGEST Academy

初めて手にする青い本「シラバス2018対応」。

1章付近までうんうんと読み進めていけるのですが、2章からだんだんと聞きなれない用語や単語に苦しめられます。「テストスイート」何それ?甘いの?そんな状態でまったく理解できず、そっと本を閉じます。

こんな時は、先輩に弱音を吐くとよきアドバイスがいただけます。今回も、「AGEST Academy」 社内e-learing「JSTQB対策講座」 を受講してみたらどうだろうか。と、素敵なアドバイスをいただきました。もっと早く教えていただきたかった。

さてこちらのe-learing、要点がすっきりまとめられているので「シラバス2018対応」から入るより敷居が低いです。動画はわかりやすく、自然と新しい用語に慣れていきます。わかってくると面白いのでサクサクと学習が進みます。模擬テストもあるので、自分の理解度が図れます。「AGEST Academy」社外提供もされているようなので、興味のある方は一度、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

AGEST Academy お問い合わせ

「AGEST Academy」をひと通り受講し講師陣のおっしゃる通り、基本である「シラバス2018対応」へ戻ります。不思議なことに内容をすんなり脳が受け付けます。要点のみならず、文章の細部まで抵抗がなくなっているのを感じました。

後は「シラバス2018対応」を基に、用語やプロセス、手法の目的、タイミング、特徴などをよく理解できるよう一覧化。ちょっとした空き時間でも確認できる便利資料となりました。

某動画サイトのJSTQB読み聞かせVerも、家事やウォーキング中に視聴、隙あらばJSTQBをねじ込む日々を送りました。

受験当日~結果発表まで

やれることはやった、と受験当日。リラックスしてCBTにて試験に挑みます。先人達の「2択までは絞れる。しかし、それからが問題だ。」という言葉は本当でした。模擬テストなどでは、設問文や選択肢にヒントが隠れていたのですが、本番はさすがに隠れていません。1問90秒以内、後にどんな問題が控えているのかわからないので、迷いを払い粛々と画面を進めます。

あっという間の60分。なんとか最終問題までたどり着きましたが、ああ、今回はダメだ。次回頑張ろう、ケーキ食べて帰ろう…。と空しく画面を眺めて終了しました。が、それから約一週間後の朝8時、嬉しい知らせが入ります。

「JSTQB認定試験-試験結果のお知らせ」というタイトルのメールにて、合否がでたから確認してね、とのこと。まったく楽しくない気持ちでサイトを覗いたところ、そこには「合格」の2文字。思わず近くにいた方々にも確認していただきましたが、夢ではなく「合格」。パチパチパチ。おめでとう!と皆さんからの賞賛の声。じわじわと顔がにやけ、そのまま1日を過ごしたくるみなのでした。

まとめ ~合格までの道のり~

◆「AGEST Academy」/某動画サイト視聴:

・耳からの情報取得、要点学習

◆青本「シラバス2018対応」:

・通読する ⇒文章の端々まで読むことをおすすめします。

・用語・単語集を作成する

・プロセスやタイミング、手法、特徴など抜粋し一覧化

⇒一覧にしたことで理解度がUPしました。

◆模擬テスト(AGEST Academy):

・模擬テストで、CBTテスト形式に慣れ親しむ

・テスト実施後、解説を読む

⇒自身の理解度も図れますが、解説を読んで納得することも多々ありました。

模擬テストですが、もう少し「適用」問題が多ければよいなと思いました。

今回、私の場合は、「AGEST Academy」で耳から入る情報を取り掛かりとして進めましたが、やはりそこは個人差があるので、ご自分にあった学習方法で進めていかれたらよいと思います。

始めはつまずいても、理解できると面白いJSTQB(FL)。皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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