
みなさん、こんにちは。
「ソフトウェアレビューをエンジニアリングっぽく捉える会」の”うれっしー(うれしのあや)”です。
今回は「レビューとは?」がテーマです。
「〇〇レビューと名前がついていなくても、それはレビュー!って捉えて活動していきましょう」
と言いたい、少し視野を広めていただきたい記事になります。
▼前回の記事はこちら
[#0]イントロダクション|ソフトウェアレビューをエンジニアリングっぽく語ってみる
レビューとは何か?
さてさて、レビューとはいったい何でしょうか?
まずは気楽に、字面(じづら)として意味をとらえてみましょう。
「レビュー(Review)」は、「re(再び)」+「view(見る)」が合成した形になっています。
このままの意味「再び見る」のであれば、日常生活がレビューだらけです。
朝出かける時の「携帯持った、財布持った、鍵持った!」も、もう十分レビューなわけです。
次に言葉として、辞書的な意味合いを見ていきましょう。
Googleさんに聞いてみると、「Review(レビュー)には、「批評する」「復習する」「再考する」などの意味があります。 」と教えてくれました。
例えば今回のような記事を読んでいると
- この記事のここはいいけど、あの部分はもう少しよく書けたはず
- あのポイントは覚えておきたいから、もう一度チェックしておこう
- ちょっと引っかかった言葉があるので、別の記事も調べてみよう
なんてことがあるでしょう。
たしかに、一目見ただけではなく、今一度記事を見たり頭の中で思い起こしたりして、批評も復習も再考もしています。
というわけで、これらが「レビュー」なわけです。
それは辞書ひっくり返しただけじゃないか、エンジニアリングではなく日常の話だよね、開発で役立つことが知りたいんだよ!というあなた、ここから開発っぽくなりますのでご安心ください。
開発現場における「狭義のレビュー」と「広義のレビュー」
多くの開発現場では、コードレビューや工程移行判定のレビュー、出荷判定のレビューなど、エンジニアリングとして開発プロセスの中で形が定義されていると思います。
指摘事項について合意ができるまでさらに議論したり、疑問については関係者に説明ができるような回答を用意したり、To-doリストを残して管理したりもしているでしょう。
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