こんにちは。でらちゃんです。
温暖化、環境汚染など地球規模の課題が身近になったことで、誰でも考えることが当たり前になった『SDGs』について、テストエンジニアの視点から少し考察してみようと思います。
SDGsとは
2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択された、国連加盟193か国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標です。
引用元:「60分でわかる!SDGs超入門」著・バウンド
貧困、気候変動、人種やジェンダーに起因する差別など、さまざまな問題を解決するために、「誰ひとり取り残さない」という共通理念のもと、SDGsでは17の目標と169のターゲットを設定しています。
SDGs自体はまだ勉強中の身なので解釈が違うかもしれませんが、自分なりの解釈で、この17の目標のうち、「目標8.働きがいも経済成長も」について考えてみます。
テストエンジニアの働きがいってなんだ?
テストチームは、テスター、テストリーダーなど複数の役割を持つメンバーで構成されます。例えばテスターの中には、テストケースに明記されなかった操作で不具合を見つけることに働き甲斐を感じる方がいるのかもしれませんし、テストリーダーですと開発スケジュールや製品の成熟度に応じ、テストの内容が適切なタイミングで行われるようハンドリングできたときに働き甲斐を感じるのかもしれません。
いずれにしても、チームとして目指すのは、テスト活動を中心としたアプローチによる製品の品質向上、それによりお客様のビジネスを成功させることです。
※テスト期間内にテストを終わらせて、不具合を見つけることはあくまでアプローチの一つで、それはゴールではないことを認識しなければいけない。
但し、お客様のビジネスは、開発手法もプロダクトの目的も様々なので、それにあったテスト分析やテスト体制の構築が必要です。
また、開発技術もテスト技術も日々レベルアップしていくので、テストエンジニア自身がレベルアップしていかないとあっという間にレガシーな存在になってしまい、適切なアプローチをとれなくなります。
テストエンジニアとしてのレベルアップが働きがいに繋がり、それが社会をよくすることに繋がっていくというのが、テストエンジニアが「目標8.働きがいも経済成長も」を叶える理想像になるのではと思います。
最後に
コロナ禍により、弊社でもリモートワークでの働き方が大分浸透しています。
私自身も、絶賛育児中ということもあり、フレックス制とリモートワークを活用しながらフルタイムでの勤務をさせてもらっています。
育児のみならず、結婚、介護、病気等…ライフステージにあわせた働き方を選択できるような社会・会社になっていけばいいなあと思います。