こんにちは。まーくー&くまねこです。
ゆるっとシリーズ第7話です。[前回] から引き続き、まーくーの学び直し回です!
書籍「基本から学ぶソフトウェアテスト」を読んで、現在でも活かせる内容があるのか? くまねことの会話形式でお話しさせていただきます。
最後まで楽しんで読んでいただければ幸いです!
ゆるっと♪Blogシリーズの記事一覧はこちら(クリックで開きます)
第2話 ゆるっと♪学び直し!アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験
第4話 ゆるっと♪学び直し! [書籍]基本から学ぶソフトウェアテスト!
第5話 ゆるっと♪学び直し![書籍] 基本から学ぶソフトウェアテスト!②
~あきらめてしまわないでね 難しさ感じても~
第6話 ゆるっと♪学び直し![書籍] 基本から学ぶソフトウェアテスト!➂
~きっとそこに信じていた、バグ管理の姿があるはずさ♪~
自己紹介
まーくー
QA業界経験2x年のベテラン(おじさん)エンジニア。
月日が過ぎ去るスピードが速まってる気がする今日この頃。加えて、忘却のスピードも速まっている気が・・・覚えるスピードと忘れるスピードの果てしない戦いが続いている。。。
くまねこ
QA業界経験1x年のエンジニア。
体重が増加するスピードが速まってる気がする今日この頃。食欲と体重の果てしない戦いが続いている。。。もぐもぐ。
イラストby くまねこ
今日も2人のやりとりをお楽しみください!
エンジニアである限り!学び直しの旅は続く…
(*´Д`) Sigh…(JSTQB Advanced Level Test Manager(ALTM)の試験勉強に全然手がついて無いけど、そろそろ始めないとなぁ…) |
おつねこ!どうした中年?ため息なんてついちゃって! |
あっ、まーくーさん!おつねこです!JSTQB ALTM試験の勉強時間を取りたくても、なかなか時間が取れなくて… |
(中年はスルーか😅)業務しながらだと難しい部分はあるよね。でも世の中のソフトウェアは日々進化していくから、常に知識をアップデートして行かないといけない。エンジニアである限り学び直しの旅は続くのさ!(きっ、決まった!!!✌) |
(おぉぉ…なんだかわからないけど、悦に浸ってる~!何か、話をしよう…この勢いでいつものやっちゃおうかな?ALTM試験のプラスになるかもだし!ニヤニヤ) Great! では早速、今回は前回の続きで学び直ししていきましょー!書籍は我らが神の師匠が書いた本「基本から学ぶソフトウェアテスト]」。今日は第2部の第7章ですね! Let’s Go!Come On↷ |
Yeah~! \🐻/(訳:あれ?いつもと逆じゃない???) |
第7章 テストケースの設計を読んで①
本章ではテストケースの設計について学べるとのこと…主にブラックボックステストを中心に書かれているね。章の冒頭にも書いてある通り、時間さえあればいくらでもテストケースを実行すれば良いけど、実際はそうはいかないよね。そこで、テストケースの設計(テスト設計)をしっかりしていこう、ということだね。 |
そうですね。テスト対象に対して、どのように効率よく、良いテストが行えるようになるのか、学び直しましょう! |
OK!最初は「質の高いテストケースとは?」というところから記載されているね。やっぱり、無駄にケース数が多くなったり、目的から離れた意味のないケースを作ってしまうと時間も勿体ないし、良いテストにならないよね。 |
💡 質の良いテストの特徴
優れたテストケースは以下の基準を満たしている。
・不具合を検出できる可能性が高いこと
・重複がないこと
・最善であること
・単純すぎず、複雑すぎないこと
・検出の方法が明示してあること
基本から学ぶソフトウェアテストより
ここでのポイントを見ていくと、「単純すぎず難しすぎない・無駄を減らす」というところでドキュメント作成時のバランス感覚も大切だと感じました。基本は前述のポイントを踏まえるのですが、実際にテストを担当する人のレベルに応じて書き方を工夫していく必要もあると思います。 テスト経験が少ない方にざっくりとした内容のケースだとテストが進められないですし、熟練した方に対して記載が多すぎると読ませ過ぎで逆に効率が上がらないとか…見極めが大事ですね。 そして、効率よくテストケースを設計していくために「同値分割」「境界値分析」「状態遷移」などの技法も活用していくことが書かれています。この辺りは以下の記事からも学べるので、読み直しておきたいです。 |
💡 テスト技法に関する/Sqripts記事(抜粋)
■同値分割 「同値分割法」を使ってみた
■境界値分析 「境界値分析」をテスト設計に取り入れる
■状態遷移 ゆるっと♪ファームウェアテストよもやま話
幅広いソフトウェアとテストレベルで適用可能な状態遷移テスト
その他いっぱいあります✌
なるほどね。私がこの中で面白いなと思ったのは、 “ 直感を信じる ” というところだね。「論理的に説明できないが」って言っちゃってるのが面白いし、経験的にも分かる話だよね。これ読んだ時、以前くまねこさんが突拍子も無いところから障害を検出していたことを思い出したよ。 |
Oh! Be a strange boy↺! まーくーさんと同じプロジェクトだった時ですね。仕事後の帰り道、白い街灯がとても優しかったですね…まーくーさんが「負けないで」って囁いているようで…懐かしいです(遠い目)。自分で言うのもなんですが、作成したテストの消化ペースに気を配りながら、条件を+αしたり、色々とイマジネーションを働かせてテストするのが割と得意な気がします! |
YES!きっとそこに信じていたくまねこさんのテストがあるはず!他にも気になるものはあったかい? |
そうですね…「機能等価テスト」でしょうか。テストの名前としては聞き慣れていなかったですが、テスト対象を類似機能や他社製品の似た機能で比較するということのようですね。この手法ってテスト実施だけではなく、仕様検討のフェーズなどでも使えそうですよネッ☆ |
そうだネッ☆彡 |
第7章 テストケースの設計を読んで②
次は「回帰テスト」についてだね。この本では回帰テストを「修正がうまくいったかのテスト」と定義していて、目的として「バグが本当に修正されたかどうかをチェックする」「関連するバグを探す」「他の部分を確認する」の3つを挙げている。プログラムを守るために万全の備えが必要ってされているけど、回帰テストする時にくまねこさんが気を付けていることってあるかな? |
Yes! そうですね、書籍に記載のポイントを踏まえつつ、開発メンバーとコミュニケーションが取れる時に影響範囲や気になっている部分をヒヤリングして、テスト内容に反映していきますね。 |
なるほどね。コミュニケーションも大切にしているんだね。開発メンバーからの情報も活かしてテストをすれば、より良い回帰テストにできそうだね。その他、本の中で気になっていることってあるかな? |
「回帰テストのためのテストライブラリ」のところですね。不具合を見つけたテストケースを全て回帰テストに組み込むと、次第に工数も膨らんでくるので、重複している部分の間引きやテストの組み合わせを適宜再検討するなどして、テストの最適化をしたいですね。さっき話した開発からの修正の原因・対策コメントも、ここでも参考になりますね。 |
回帰テストは「新たな障害が見つかる可能性がかなり小さい」から、効果を残しつつ工数を減らす工夫が大事だよね。減らした工数でスマートに仕事を終え、夜に繰り出す俺は寂しがり屋のキング!キンキンキン… |
キンキンキン…って・・・King! |
まとめ
第7章も終わりだね。テストケース設計から回帰テスト、(ここでは触れなかった)テスト実施まで見てきたけど、どうだったかな? |
今までの経験で自然と身についていたこともありましたが、本章を読み直すことで改めて理解をすることができました。テスト初心者の方が本書を読みながらテストを行うのも良いですし、作業を教える立場の方は相手により理解してもらえるような表現ができるようになると思いました。あっ、まーくーさん!全15章のうち、半分ぐらい来ました! |
Wow!結構進んだね! (やばいそろそろJSTQB AL試験勉強も始めなきゃ…!) この調子で自分に負けたりせず、前進していかなければ…バーイ!🐻ノシ 三 |
Yeeeeeeeeeeaaaaaaaaaah! \🐼/ (どうしよそろそろJSTQB AL試験勉強始めなきゃ…!) |
次回予告
さて、今回はここまでにしようか。頭の中がJSTQBのALでいっぱいになってきたけど笑、次回はどんな感じかな? |
次回のまーくー&くまねこは、 |
JSTQB ALTM試験、やばいよやばいよ!今度こそ受けるよ!(仮) |
JSTQB ALTM試験、どうしよどうしよ!(仮) の2本でーす! |
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!よろしければ、過去のゆるっと♪シリーズもお楽しみください!次回もまた見てねー🐻ノシ 三 🐼ノシ 三 |
🐻ゆるっと♪シリーズ🐼
第1話 ゆるっと♪ファームウェアテストよもやま話
第2話 ゆるっと♪学び直し!アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験
第3話 ゆるっと♪どうやってる?探索的テストの世界!
第4話 ゆるっと♪学び直し! [書籍]基本から学ぶソフトウェアテスト!
第5話 ゆるっと♪学び直し![書籍] 基本から学ぶソフトウェアテスト!②
~あきらめてしまわないでね 難しさ感じても~
第6話 ゆるっと♪学び直し![書籍] 基本から学ぶソフトウェアテスト!➂
~きっとそこに信じていた、バグ管理の姿があるはずさ♪~