ゆるっと♪学び直し! [書籍] 基本から学ぶソフトウェアテスト!⑤~つかまえて デバイスたちの歌を~

こんにちは。まーくー&くまねこです。

ゆるっとシリーズ第8話です。前回から引き続き、まーくーの学び直し回です!
書籍「基本から学ぶソフトウェアテスト」を読んで、現在でも活かせる内容があるのか?、まーくー&くまねこの会話形式でお話させていただきます。

最後まで楽しんで読んでいただければ幸いです!

ゆるっと♪Blogシリーズの記事一覧はこちら(クリックで開きます)

自己紹介

まーくー

QA業界経験2x年のエンジニア。
年齢からくる(?)気力、体力の衰え、体重の増加を感じつつ、お気に入りアーティストのMCを完コピすることで奮い立たせる今日この頃。自宅から徒歩3分のところにあるチョ○○ップ入会すら躊躇ってしまう、一歩踏み出せない自分がいます・・・

くまねこ
QA業界経験1x年のエンジニア。
最近のマイブームはペットボトルをどこまで縦にまっすぐ立てて飲めるかトライすること。
ノドに勢いよく流れ込む液体に身を任せ、テストの日々を泳いでいます。

イラストby くまねこ

今日も二人のやりとりをお楽しみください!

2025年も!学び直しの旅は続く…

まーくー(ズッタンズズタン♪ズズタタズッタン♪)Wow!
くまねこ(あっ、まーくーさんだ。何やらリズムに乗ってゴキゲンだ…! どうしよう。話しかけてみようかな…)
まーくーさん! おつねこです~!
まーくーおつねこ! 私は最近こんな風に思っている。
ダイエットっていうのは数字にしばっ、しばられないことなんだ。そして、自分に与えられた全ての食物の中で、一体何が食べたくて、何が食べたくないのか、見分ける力を持つことが大事なんだって。
くまねこOh…とにかく好きなものを食べようってことですか! どんな体重でもそれがベスト! 今がベスト! (まーくーさん、ちょっと嚙んでたけど…かっこいい! しびれるぅ~!)
まーくーそう! ベストが毎日続けばいつでもベスト!
くまねこYeah~! \🐼/
まーくーオゥーライ! では、今日も学びなおしていこうかぁ~⤴?
くまねこYeah~! \🐼/(今日は書籍に関する前振りなしでいきなり始まった~!)

第8章 プリンタ(およびその他デバイス)のテスト を読んで①

くまねこ前回は7章まで進み、今回は8章ですね…。「プリンタ(およびその他デバイス)のテスト」ですって。プリンタって聞くとまーくーさんと同じ現場だった時のことを思い出します。
まーくーあっのっころっは~♪ Wow!…で、どんなことが書いてあるんだい?
くまねこ(今日はテンション高い&展開が早い~!)そうですね…ふむふむふむふむ。
大きく分類すると以下のような記載になっていますね。
 ・デバイス構成テスト
 ・プリンタのテスト
 ・プリンタの内部処理
 ・プリンタのテスト戦略
 ・プリンタのテスト項目
 ・テスト自動化のヒント


なので、この中からプリンタにしばっ、しばられない項目から汎用的に学べそうな部分をピックアップしていくと良いと思います。(意図的に噛んでみたけど…気づくかなぁ?)
まーくーそうだね。構成テストというくくりで言えば、私たちも行っている他端末検証とかにも応用できる知見が得られそうだね。「プリンタの内部処理」は分野が限定されすぎるから、今回は無しにしても良いかもね。ひとまず前半の2つをピックアップしてみよう。
くまねこ「デバイス構成テスト」「プリンタのテスト」についてですね。Yeah~ッサー! \🐼/(気づかなかった~!)

まずは「デバイス構成テスト」について。
ここではテスト対象を動作させる環境面のことが書かれています。テスト対象と互換性のあるプリンタの用意をするかどうか、PCのハードウェアやOSのバージョンなども記載がありますね。
まーくーなるほど。テストの大前提ではあるけど、テストを行うための環境の洗い出しやバージョン情報などは最初にしっかりと確認し、ステークホルダーと合意して進めていけるようにしたいね。
本文にもあるけど構成の組み合わせは「ブラックホール」のように多様なデバイスを飲み込んでしまって複雑になりすぎたり、せっかくテストが順調に進んでいたのに、実はテスト対象プログラムのバージョンが違ってました…とかだと目も当てられないしね。
くまねこですよね…そこまで大きなロスをしたことはないですが、プロジェクト終盤で判明してしまった時のことを考えるといろいろな意味で背筋が凍りますね。(((🐼)))
くまねこ続きまして、「プリンタのテスト」について。本書発行当時はプリンタは1000種類以上あり、その中からプリンタと連携するPC(OS)のシェア、プリンタのシェアなどを考慮して動作保証範囲を検討する必要がある旨が書かれています。
まーくー当時はそれぐらいの種類だったんだね。現在はプリンタの種類もそうだけど機能も高度化しているから、その辺も考慮に入れてデバイス構成を検討すると良いと思う。もっとも当時よりデバイス間の互換性が保たれていることも多いだろうから、思ったよりうまく整理できるかもしれないね。

第8章 プリンタ(およびその他デバイス)のテスト を読んで②

まーくーでは8章の後半も進めていこう。「プリンタのテスト戦略」について。ここは私が…
「テスト戦略」として大切なことは一般的なところから特殊なところへ進めていく、というところが参考になると思う。色々な種類のプリンタがある中で、ひとつ目の機種ではプリンタに依存しない不具合を見つけ、次のプリンタではプリンタとして共通の不具合を見つけていく…というところ。これを行うことで同じテストをプリンタ種類毎に全て実施しなくても良くなるから良いよね。
くまねこそうですね。この考え方はプリンタやデバイスのテストだけでなく、アプリのテストでも活用できそうです。まーくーさんはテストを進めていく上でのアイデアって他にどのようなものがあると思いますか?
まーくー戦略と言うほど大がかりなことではないけど…(目を細めながら遠くを見つめる)、
派生開発とかならテスト実行の順番を考えるとき、過去の傾向から不具合が多かった機能や、プログラムの修正に時間がかかった不具合を検出した機能から先にテストを進められるようにスケジュールするかな。そうすれば不具合が発生しても早めに対処することが可能となって、終盤に重大不具合が発生してアップアップするなんて事態を回避できるよね。
くまねこなるほど。テストチームだけでなく、開発チームの作業負荷も考慮して進めることができれば、より効率よく安心してプロジェクト終了へ進めていくことができますね!
まーくー次は「テスト項目」についてだけど…現在では一般的になっている内容かと思うので今回は割愛させてもらおうかな。
くまねこ了解しました🐼ゞそしたら最後は「テスト自動化のヒント」ですね。自動化っていうと今でもテーマとしては重要かと思います。ふむふむふむふむ。やはり当時から以下のようなポイントで語られていますね。
(プリンタテストの自動化に関する四つのリスク※要約)
 ・すべてを自動化しようとしないこと
 ・合否判定が正しくできない項目は実施しないこと
 ・印刷に関連するバグを見逃さないように注意すること
 ・同じ自動テストだけを実施し続けないこと
まーくーなるほど。ここでも自動化する前にどういった範囲を自動化していくのか、ツールの特性でできること/できないことも調査しながら適切に自動化ができるようにしていきたいところだよね。
くまねこはい。合否判定のところも、もし実際の印刷まで自動化するのであれば出力された紙の目視確認も必要になると思います。その際、どの自動化テストケースで印刷したのかわかるようなデータ作成をする必要もありますね。他にも紙出力ではなくファイル出力したデータと期待値ファイルと比較して合否判定するっていうのも良いですよね!
まーくーうん。あと4つ目の同じ自動テストを続けないこと、のところはまさに殺虫剤のパラドックスと同じだね。既存の動作に問題ないことを確認するのは良いけれど、テスト対象の成熟度に応じて自動テストの量や内容も臨機応変に対応していかないといけないよね。
くまねこ変化を恐れず常に前を向いて前進する、まーくーさんのようにですね!
まーくー最初はトライ&エラーの時間が少なからず発生すると思うけど、「テスト自動化のヒント」で学べることを活かせば自動化の成功率向上と安定した運用ができそうだね。
トライ! トライ! トライ!
くまねこYeah~! We can do it! \🐼/

まとめ

まーくー第8章はこれぐらいかな。
くまねこ次回のまーくー&くまねこは、
まーくー:JSTQB ALTM試験、うっかり受かっちった! 次はTA?(仮)
くまねこ:JSTQB ALTM試験、ではないものを受け、あと1問で😢 x  2(苦)
の2本でーす!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
よろしければ、過去のゆるっと♪シリーズもお楽しみください!
次回もまた見てねー🐻ノシ 三 🐼ノシ 三
🐻ゆるっと♪シリーズ🐼

SHARE

  • facebook
  • twitter

SQRIPTER

AGEST Engineers

AGEST

記事一覧

AGESTのエンジニアが情報発信してます!
AGESTのサービスやソリューションのお問い合わせページはこちらです。

株式会社AGEST

RANKINGアクセスランキング
#TAGS人気のタグ
  • 新規登録/ログイン
  • 株式会社AGEST
NEWS最新のニュース

Sqriptsはシステム開発における品質(Quality)を中心に、エンジニアが”理解しやすい”Scriptに変換して情報発信するメディアです

  • 新規登録/ログイン
  • 株式会社AGEST