みなさん、はじめまして! ゆーすけです。
「ブログにテスト領域でなんか書いてー」とミッションがおりてきまして、何が書けるかなー、って考えてみました。テストエンジニアといえばテスト技術、テスト技術の資格といえばJSTQB。そういえば、デジタルハーツって「JSTQB」の認定パートナーの「Global Partner」です。そして、自分は「JSTQB」で今受験できる資格はがんばって全部取得しました(( ・´ー・`)
ということで、僭越ですが、テスト業界を代表する資格の一つである、ISTQB/JSTQBについて紹介させていただきたいと思います。
ISTQB/JSTQBとは?
JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています。
※JSTQBホームページより抜粋
要約すると、
-JSTQBはISTQBの日本における加盟組織
-資格は加盟組織内で有効な相互認証 ⇒テストにおける国際資格
となります。
JSTQBの公開情報としては加盟国は130ヵ国以上(全体の約3分の2)となっているので、テストに関する世界最大の組織だということがいえます。
JSTQBで行われている資格に関して
ISTQBでは、専門軸として
-AGILE
-CORE
-SPECIALIST
技術レベルを
-FOUNDATION
-ADVANCED
-EXPERT
とそれぞれ大別し、合計17の資格が運用されています。
https://www.glasspaper.no/artikkel/utvikling/istqb-certification-path/
この17の資格中、日本でも適用されている資格というと、
資格認定まで(4種類)
【CORE】
Foundation :Certified Tester
Advanced :Test Manager
Advanced :Test Analyst
【SPECIALIST】
Foundation :Automovive Software Tester
シラバスの公開まで(4種類)
【CORE】
Advanced :Technical Test Analyst
【SPECIALIST】
Foundation :Mobile Application Tester
Advanced :Test Automation Engineer
【AGILE】
Foundation :Agile Tester
上記の8種類となります。
CORE-Foundationから始めよう
ISTQBで提示されている資格パスをみると分かる通り、全ての資格は「CORE Foundation(通称FL)」から始まります。そして実際にJSTQBで運用されているCORE-Fondation以外の資格条件には
「Foundationを持っていること!!!」
と記されています。
※2021年12月現在
Foundation資格試験は年2回(2月、8月)行われており、21年10月に申し込みが開始した2月の試験に関しては700超の枠が24時間ももたずに受付終了になりました。
コロナ禍(2021/10)で資格席数が減っているということもあると思いますが、
-テストの上位キャリアを目指す人が増えた
-テストに新規に参画している人自体が増えている
=テスト需要、価値が高まっている、ということが言えると思います、いや言えます!(断言)
いずれにせよ、受験を検討される方は申し込み日程をまめにチェックされることをオススメします。
まとめ
筆者自体、FLを取得したのが10年以上前のことになるので、振り返り再アウトプットしたい、ということも含めて、数回にわたってJSTQB FLの紹介をしていきたいと思います。
シリーズ一覧
JSTQB学習のススメ #1 〜JSTQBとは〜
JSTQB学習のススメ #2 〜Foundation〜
JSTQB学習のススメ #3 〜Foundation〜
帰ってきた JSTQB学習のススメ #4 〜Foundation〜
JSTQB学習のススメ #5 〜Foundation〜
JSTQB学習のススメ #6 〜Foundation〜